ヨッピーの本「明日クビになっても大丈夫!」の感想を書いてみる

ヨッピーの本「明日クビになっても大丈夫!」を渋谷のジュンク堂で立ち読みして帰ろうと思ったんだけど、閉店時間になってしまったのと、思ったより面白かったので感想文書いてみることにしました。

ヨッピーの本によると、ヨッピーの年収は1500万円前後らしい

ヨッピーって、今まで自分の年収に関することはふわっとはぐらかしている感じだったと記憶しているのだけど、著書の「明日クビになっても大丈夫!」の中で、推定できるような情報を書いているのが面白かった。

例えば僕がサラリーマンを辞めてすぐの頃の、ライターとしての月収は4万円である。4万円て。高校生のバイト代かよ。ちなみにサラリーマン時代の年収は600万円くらいはあったので、単純計算で収入が12分の1に激減した計算になる。

という記述と、

今ではもう6年目になるのだけど、収入に関して言えばずっと右肩上がりで下がった事がない。ぶっちゃけサラリーマン時代の倍以上の収入である。

という記述と、

額面収入がサラリーマン時代以上で、その上「経費」みたいなものが加わってくると体感的にはもっと収入が増えたような感覚である。経費もひっくるめて「手元から出ていくお金」って考えるとサラリーマン時代の3倍くらいになってるんじゃないか。

という記述を踏まえると、ヨッピーの額面収入は600万円の2倍以上、3倍未満と読めるので、1200万円~1800万円の間、ということになる。

 

多分、ここだけ見ると、トップクラスのWEBライターでもその程度ってがっかりする人もいるかも知れないのだけど、この人、お金にそんなにこだわっている感じがしない。つまり余力を残しまくった状態でそれくらいの稼ぎ、という感じだ。

なんでそう思うかというと、手取り減らしてでも記事のクオリティを上げようと平気でしようとするみたいだし、この本の印税に関してもユーザーにパーっと使う気みたいだし、彼の優先順位は完全に、ユーザー(の信用・支持)>>>>>>お金、となっていることは、この本や、今まで書いてきた記事のスタンスを見るとよくわかるので、全然お金を稼ぐことには最適化されてないよなー、というのはイケダハヤトやホリエモンと比較すると感じるからである。