ヨッピーの本「明日クビになっても大丈夫!」の感想を書いてみる

ヨッピーの本「明日クビになっても大丈夫!」を渋谷のジュンク堂で立ち読みして帰ろうと思ったんだけど、閉店時間になってしまったのと、思ったより面白かったので感想文書いてみることにしました。

「生産する趣味と消費する趣味の違い」と「情報は発信する場所に集まってくる」

このヨッピーの本で今まで書いていた「副業から始めよう」的な主張は、他の自己啓発系の本でもどこかで見たような話ではあるが、この本の独自の主張と言えるのはこの部分かなあと思う。

ここで僕が勝手に定義づけた二つの趣味について書こうと思う。大雑把に分けて「生産する趣味」と「消費する趣味」だ。要するに「その趣味を通じてお金が稼げるようになる可能性がある、もしくは新しい人と知り合う可能性があるもの」がつまり「生産する趣味」で、逆に「その趣味を通じてお金が稼げるようになる可能性がなく、新しい人と知り合う可能性のないもの」が「消費する趣味」となる。

ちなみにこの「新しい人と知り合う」というのは風俗嬢や店員、みたいな客としての関係ではなく、人脈的な意味合いでヨッピーは使っているみたいね。

 

これ、つまりはてブで記事読んで笑ってるだけなら「消費する趣味」だけど、ブログとして記事を書くなら「生産する趣味」になるってことなのね。世に対してアウトプットをしろと。

消費する趣味から生産する趣味に変えると、お金を稼げる可能性が出てくるだけでなく、もう一つメリットがあるらしい。

更に「生産型」に変える事のメリットをひとつ。「情報は発信する場所に集まる」ということだ。これはもう絶対に間違いない事実である。

たしかに。本文中にもあったけど、PC DEPOTの悪徳商売に関する情報が一番集まっていたのは、ネットの記事を消費している我々ではなく、渾身の記事を書いていたヨッピーに対してだったはず。

それを踏まえると、情報発信をすることで、その分野に対する専門性が高まり、更に付加価値のある情報を得るというサイクルが作れるということなのね。

この辺は、本の第二章の中でも個人的に特に参考になる部分だったし、ヨッピーの考えの根幹の部分なのかなと思った。発信をして、自分の周りに人を集めればお金はあとから付いてくると。